6月9日放送「めちゃイケ酒豪No.1決定戦SP」から。「飲みニケーション」好きですか?

6/9のめちゃ×2イケてるッ!は「めちゃイケ酒豪No.1決定戦SP」だった。前週に予告で出た時点では、前回9年前の最後山本と岡村の二人で熱い話になった再来かとお笑いクラスタで盛り上がった。

実際今回も岡村の新メンバーに対して等「イイ話」はあり、それプラス人の酔っ払いぶりを眺める可笑しさで楽しめた一時間になった。



なんだけど非常に「気になった」のは、『なんと絵に描いたような「飲みニケーション」の姿なんだ』という点。


その視点で見たなら、20代の自分だったら正直ムカツイてたろうなと。・・・ん?40代だったら逆に共感してるかも・・・と思って、ここから、「自分が10才若かったら」「自分が10才年取ってたら」の二つでエントリー書いて、最後現在の自分はこう思うよ、を書こうかと思いついたのだ。

その「自分が10才若かったら」「自分が10才年取ってたら」は、ほぼ同じような書き方で書けば対比が極まるよねフフフと目論んだんだけども、やはり自分にはムズくて進まず。まあちょっと週の前半、ちょっとおかしい流れに自らしてしまったこともあったりして書けないうちに一週間経ってしまって、これはゲームセットだな・・・でこのエントリーとなりました。。。


例えば加藤のあの絡み方(ついでに言うと後乗せしてくる有野みたいな奴も実際の場でもいるよね)なんてまさにそうなわけだけど、その後の岡村のフォロー代わりの真面目な話すら、「飲みニケーションイラネ派」だったら「説教ウザい」と思うだろうとか。
逆に肯定派のオヤジだったら、加藤の怒りわかるな〜、で有野みたいに言いたくもなるよ、と共感しまくってたろうと。どうしていいかわからんみたいな寝言言う若い奴いるよなー、というあるあるとして。

みたいに箇所箇所で双方からの見方を、それも同じような文体で書いていったら面白いかな・・・とやりかけたけど大変だったのでお手上げと。



で締め・・・「現在の自分」としては、やっぱり飲みニケーション、いい場合もあるんだよと。ただそれは「成立要件」があるよなと。

そもそも皆が同じベクトルで高いモチベーションの組織なのかどうか、皆が憧れの場なのかどうか、憧れられるような「先輩」なのかどうか。「自分で考えろ」とか言うけども本当に手を上げれば若手でもチャンスある場なのか(これについてはめちゃイケも疑わしいやん)とかも。

あとちゃんとフォローする先輩がいるかどうかなんよねやはり。「ちゃんと」ね。
最後ナイナイが二人とも残る・・・これが場のメイン、一番上役としてのあり方よね。で岡村は最後、自分がもうキツいにもかかわらず、若手福徳と矢部の二人にしてしまっていいのかをちゃんと気にする(これは「番組として成立するか」もあったんだろうけど)し、矢部は矢部で、途中途中もそうなんだけど、最後もうまく気をつかってやる。


そういうのを飛ばして「やっぱり酒のチカラだな」などと勘違いする輩が増えたらやだなあ、勘違いオヤジにご用心。ただし「その要件」満たしたなら、あるいはそうでなくてもやると決めたなら、酒で張り合った敦士や最後まで何がなんでも残った福徳みたいに頑張らなきゃいけないのも事実だよ、っていうのが「現在の自分」の視点ですね、ということでした。


あと何気にこれが一番キツいけど、場に女性がいれば「あの程度のセクハラ」はどうしてもあるよな・・・とも思ったけどこれはどうなんだろ。



まあテレビのことだから、かっちりホンがあってのことな可能性もあるわ・・・と思うほど、あまりにも「飲みニケーションあるある」ばかりだったので、ある意味驚いたわけで。
でオヤジ共は勘違いもするだろう、一方でお若い方はどう思ったか。(これを言ったら怒られるだろうけど)自分含めてナイーブな人種も多いように思えるお笑いクラスタにとってこの視点どう感じたんだろうと思った次第です。



〈追記〉「飲みニケーション」脚光再び 飲み代補助、義務化も http://www.asahi.com/job/news/TKY201204190303.html
 「職場と私生活の人間関係を分けたがるのは、1970年代前半生まれの団塊ジュニア世代。現在の20代は上司と飲みに行くことに抵抗感がない」・・・そんなもんなのかな。まあ「案外抵抗感ないな」と自分より若い人に感じたことはあったので実際そうなのかも。でもやっぱり、やるにしても「成立要件」はある、どこでも誰でもOKじゃないよと自分は思います。