ツイッターよりサルベージ&リミックス2-⑨2012年01月03日(火)

ザマンザの一回戦見に行った時の感想として、中身の面白さ以前に、「伝える力」の有る無しの歴然さってあるな、というのがあった。で、無しの方の芸人さんを後で調べると、申し訳ないけどもインディーの人だったりしたんだよな。吉本や松竹でないようなライン。

その「伝える」の差は、これぐらいの大きいサイズの舞台での経験値の差だろうなと思ったわけだが、さらに言えば養成所で学んできてるというのもあったんだろう。・・・もう非常に単純に、発声練習や腹式呼吸がどう、とかのレベルの話。

・・・自分も菅家さんのように経験から話すと(黒歴史なので恥ずかしいがw)最初に第三者にネタを見てもらった時に、その人に「伝わらない」というようなことを言われたんだよね。「そっち(=舞台上)だけでやってるように感じる」と。
発声とかのスキル・・・その段階では当然足りなかったと思うが、そのこととは別の意味での「伝わらない」だった。その人が特に厳しい、特に辛辣な人ではなかったので、余計に印象に残っている。
・・・とはいえ、それでもセンスあればなんとかなんじゃねえの、みたいなノリで、ろくに練習もせずに当時の二丁目のゴングショーに出て30秒で退場になって、「もう絶対プレイヤー側にはなるまい」というトラウマを植え付けられるんだけもw まあそれは蛇足。

なので、ならば実際に舞台に立ってやろうじゃないか、なんてことは自分ならやらないと思う。発声がどうとか表情他の身体性がどうとかのレベルから普段批評してるならまだしもそうでないなら。考えすぎだろうか。

「ネタがマスターベーションな内容だから伝わらない」とはまた違う「伝わらない」なんだよなあれは。で当時悩んだんだ。多分「やりたいという熱意の問題」で、それに対しての自問自答で。