ツイッターよりサルベージ&リミックス㉙2011年07月31日(日)

時計の針を戻すようなことを“本気で”考えだすと、「老害の始まり」だと思う。例えそれが二十代でも三十代でも。石原さんとかと同じ類だよ。普段敵視してる「上の世代」と同じ。「若年性老害症」・・・これはセンスないかw

ある時後輩が「これもどうですか」とRA◯WIMPSを貸してくれた。カラオケでミスチルだのバンプだのを自分が歌ってたのを見たからなんだろう。で実際聴いてみたらはまれなかった(ファンの方すいません)。
で何故だろうと考えたんだが、そこでBUMPとRA◯の間にどう線引きがあるのか考えるんだけど、しかしうまくいかない。でその時に、・・・あれ?自分自身がもう若くなくなったってことじゃないか、ってふと気付いたんだよね。実年齢とは違う感性みたいなところで。

それまで意識的に若作りしてる気負いがなかったから、ここにきて“半ば無理矢理”好きになることもなかろう。でも今の若い子はこれが“共感できる”んだ。それはある意味事実だよなと。

で、さらに遡って思い返すと、自分が十代の時も上の世代から「今のガキはこんなん聴いてやがるw」と言われて腹立てたよなと。ここで同じこと若い子に言っちゃダメだよな、と思って、それから先音楽に限らず「流行ってるけど好きになれない」は、それは何故か、は“自分の方に返そう”と思い始めた。


古いものを「逆に新しい」として引っ張り出すこともあるけど、それで流行るものは必ずと言っていいほど、新しくアレンジされてる。
古いものをそのままに近いケースで、もあるが、たいてい「高級品」になってる。実際の「昔」では、それは“そういう値打ち”では使われてなかったんじゃないか。もっと日常的なものだった。物が一緒でも「価値の付け方」がアレンジされてる。
実際に「古き良きものを復活させるぞ!」のみでスタートしても、結局どこかで「“今”への対応」を強いられるもんな。

まあ口だけ出してる輩は「今はこんなによくない。昔に戻せ」なんて軽々に言うなよな。・・・という、ダラダラ続けて平凡な締め・・・。